関連

echo

適当なことを表示できます。

echo hello
# hello

# 環境変数の中を見たり
echo $HOME
# /Users/hoge

less

ファイルの中身をじっくり見る。デフォルトだと監視モード(追加データがきた時に即表示)で立ち上がります。

less +F -N log.txt
# 1 foo
# 2 bar
# 3 baz
# :

監視モード時にctrl+cを押すことでファイルを読むモードになります。vimのようなキーバインドが効くので、例えばggと入力するとファイルの一番から内容を見ることができます。

  • j 1行下に

  • k 1行上に

監視モードに戻りたくなったら再度F(shift+f)を入力します。

qで終わります。

pwd

現在いるディレクトリを表示

pwd
# /Users/hoge

mkdir

ディレクトリを作る。以下はfoo/ディレクトリを作りその中にさらにbar/ディレクトリを作っています。

mkdir -p foo/bar

cd

ディレクトリ移動に使います。

  • ..は1つ上のディレクトリを

  • ~$HOMEディレクトリを

  • /から始めると一番トップ(ルートディレクトリ)

をそれぞれ指します。

pwd
# /Users/hoge

cd foo/bar
pwd
# /Users/hoge/foo/bar

cd ../..
pwd
# /Users/hoge

cd ~/foo
pwd
# /Users/hoge/foo

cd /Users
pwd
# /Users

ls

現在のディレクトリにあるディレクトリやファイルを一覧する。頭がdから始まるものがディレクトリです。

ls -al
# total 0
# drwxr-xr-x    4 nju33  staff   128 Feb  5 21:30 .
# drwxr-xr-x  109 nju33  staff  3488 Feb  5 21:30 ..
# -rw-r--r--    1 nju33  staff     0 Feb  5 21:30 index.js
# drwxr-xr-x    2 nju33  staff    64 Feb  5 21:30 node_modules

cp

ファイルやディレクトリをコピーします。

ls -al
# total 0
# drwxr-xr-x    2 nju33  staff    64 Feb  5 21:30 foo

cp -r foo bar
ls -al
# total 0
# drwxr-xr-x    2 nju33  staff    64 Feb  5 21:30 foo
# drwxr-xr-x    2 nju33  staff    64 Feb  5 21:31 bar

mv

ファイルやディレクトリを移動します。

ls -al
# total 0
# drwxr-xr-x    2 nju33  staff    64 Feb  5 21:30 foo

mv foo bar
ls -al
# total 0
# drwxr-xr-x    2 nju33  staff    64 Feb  5 21:30 bar

rm

ファイルやディレクトリを削除します。

ls -al
# drwxr-xr-x    4 nju33  staff   128 Feb  5 21:30 .
# drwxr-xr-x  109 nju33  staff  3488 Feb  5 21:30 ..
# -rw-r--r--    1 nju33  staff     0 Feb  5 21:30 index.js
# drwxr-xr-x    2 nju33  staff    64 Feb  5 21:30 node_modules

rm index.js
# ディレクトリ削除には -r が必要
rm -r node_modules

ls -al
# drwxr-xr-x    4 nju33  staff   128 Feb  5 21:30 .
# drwxr-xr-x  109 nju33  staff  3488 Feb  5 21:30 ..

grep

絞り込み。

ls -al                                                                                   
# total 0
# drwxr-xr-x    3 nju33  staff    96 Feb  5 21:41 .
# drwxr-xr-x  109 nju33  staff  3488 Feb  5 21:30 ..
# -rw-r--r--    1 nju33  staff     0 Feb  5 21:30 index.js

ls -al | grep index.js
ls -al                                                                                   
# -rw-r--r--    1 nju33  staff     0 Feb  5 21:30 index.js

cat

ファイルの中身を標準出力に出す。

cat index.js
# function hello() {
#   console.log(123);
# }
cat index.js | grep console.log
#   console.log(123);

zip ファイルを作る

-rの後に生成したい zip ファイル名が来るので注意。

zip -r name.zip ../dir-name

zip ファイルを展開する

指定した ZIP ファイルを展開します。-d <dest-dir>オプションを使うと展開先のディレクトリを<dest-dir>にできます。

unzip name.zip
unzip name.zip -d foo # foo/ に展開

pbcopy

使えるのは、 Mac だけです。標準入力できた内容をクリップボードにコピーします。

echo hello | pbcopy
# 上のあとペーストすると
hello
関連

基本シンタックス

条件を[ ]で囲むか、testの後に条件を書きます。

if [ "a" = "a" ]
  then
    echo 1
  else
    echo 2
fi
# 1

改行が必要なところに;を置くことで1行で書くこともできます。

if test "a" = "a"; then echo 1; else echo 2; fi
# 1

[ ! ... ]test !のように!を付けると条件の結果が反対になります。

文字列の比較

同じ文字列

上記で使ったように=で文字列同士が等しいかチェックできます。左右の"a""a"は等しいので1が表示されます。

if test "a" = "a"; then echo 1; fi
# 1

違う文字列

違うかをチェックしたい場合は!=を使います。

if test "a" != "b"; then echo 2; fi
# 2

空文字列

空文字列('')かどうか調べるときは-n(non zero length)または-z(zero length)オプションを使います。

if test -z ''; then echo 1; fi
# 1

if test ! -n ''; then echo 1; fi
# 1

if test -n 'a'; then echo 1; fi
# 1

### 数値の比較

数値の比較では`=`は使いません。代わりに以下のようなフラグを使います。

- `-eq` 左と右が同じ数値か
- `-ne` 左と右が違う数値か
- `-lt` 左のほうが小さい
- `-le` 左は右以下
- `-gt` 右のほうが大きい
- `-ge` 右は左以上

```shell
if test 1 -eq 1; then echo 1; fi
# 1

if test 1 -ne 2; then echo 1; fi
# 1

if test 1 -lt 2; then echo 1; fi
# 1

if test 1 -le 2; then echo 1; fi
# 1

if test 2 -gt 1; then echo 1; fi
# 1

if test 2 -ge 1; then echo 1; fi
# 1

1. ファイル名

.shという拡張子を付けます。

2. 頭にshebang(シバン)コメントを付ける

#!で始まるコメントのことです。#!/bin/shと1行目に書きます。

#!/bin/sh

echo 1

これをecho.shと名付けて保存したとします。

nodejsなら#!/usr/bin/env nodeだったり色々あります。

3. 実行権限を与える

chmod +x echo.shを実行します。

4. 使う

以下のように使います。

./echo.sh
# 1

Mac のgetoptsではロングオプションが使えないみたいなので、そういうの使いたい場合は他の言語つかいましょう。

getopts

-a-bなどハイフンで始まる cli オプションを解析してくれるコマンドです

while getopts <条件> <変数名>; do ...; doneという書き方で書けて、すべてのオプションを繰り返し処理できます。また、このブロックの中では$OPTARGという名前でオプションの値を使うことができます。

条件

オプションでどの文字を使うか設定します。aと書くと-a単体で使うオプションだと設定でき、a:とコロンを置くと-a fooのようにオプション値が必要なオプションだと設定できます。

#!/bin/sh

show_list() {
  # 何か
  return 0
}

show_help() {
  echo 'command'
  echo '  何かコマンド'
  echo ''
  echo 'options'
  echo '  -l   一覧を表示'
  echo '  -h        ヘルプを表示'
  return 0
}

while getopts hl: option
do
  case "$option" in
    "l" ) show_list $OPTARG ;;
    "h" ) show_help ;;
  esac
done

ユーザーはこういう状態のものです。

sudo useradd -G wheel nju33
sudo passwd nju33

そしてこれが駄目なコマンドです。

su nju33

正しくは-lを使います。

su -l nju33

.bash_profile ログイン時に1回、実行される。 .bash_profileと.bashrcのまとめ

とのことで、ちゃんとログインステップを踏むようにしてくれるオプションのようです。

以下をやります。

  1. ユーザーを作る

  2. Linuxbrew を入れる

  3. fish shell を入れる

ちなみにマシンはAmazonLinux2です。

ユーザーを作る

自分(ここではnju33)ユーザーを作ります。パスワードも設定しておきます。

sudo useradd -G wheel nju33
sudo passwd nju33

そして、sudoが使えるようにvisudoで以下の行のコメントを外しておきます。(# を消す)

# %wheel        ALL=(ALL)       NOPASSWD: ALL

Linuxbrew を入れる

公式サイトにかかれている以下のインストールコマンドを実行します。

sh -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Linuxbrew/install/master/install.sh)"
# ==> This script will install:
# /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew
# /home/linuxbrew/.linuxbrew/share/doc/homebrew
# ...

おそらく/home/linuxbrewができたと思います。今のところ/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brewbrewコマンドを使います。

fish shell を入れる

以下でfishをインストールします。

/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew instaill fish
# ==> Installing dependencies for hello: patchelf, zlib, binutils, linux-headers, glibc, m4, gmp, mpfr, libmpc, isl@0.18 and gcc
# ==> Installing hello dependency: patchelf

そしてfishを使いたいユーザーの~/.config/fish/fish.configを以下の内容にします。まず~/.config/fish/を作ります。

mkdir -p ~/.config/fish

そしてviなどで以下のようにファイルを作ります。これでbrewとそれを使ってインストールしたものへのパスが通り使えるようになります。

set -x HOMEBREW_PREFIX /home/linuxbrew/.linuxbrew
set -x HOMEBREW_CELLAR /home/linuxbrew/.linuxbrew/Cellar
set -x HOMEBREW_REPOSITORY /home/linuxbrew/.linuxbrew/Homebrew
set -x PATH /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin:/home/linuxbrew/.linuxbrew/sbin $PATH
set -x MANPATH /home/linuxbrew/.linuxbrew/share/man $MANPATH
set -x INFOPATH /home/linuxbrew/.linuxbrew/share/info $INFOPATH

デフォルトシェルを fish shell にする

そのユーザーでログインした時にfishで始められるようにします。それにはまず、/etc/shellsfishbinまでのパスを追加してあげます。

sudo viなどで/etc/shellsを開いて、以下の一行を追加します。

/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/fish

chsh -lで上の一行が増えていれば大丈夫です。

chsh -s [chsh -l 結果のどれか]でそのユーザーのデフォルトシェルを切り替えられます。ではfishに変えます。

chsh -s /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/fish
# Changing shell for nju33.
# Password: 
# Shell changed.

ここまで終わったらログインし直します。

おまけ oh-my-fish を入れる

ログインし直すと、brewfishなどが使えるようになっていると思います。(もし、使えない場合は.config/fish/config.fishを確認してください)

fishが使えるのでoh-my-fish推奨の以下でただ入れることができます。

curl -L https://get.oh-my.fish | fish

僕が好きなedenテーマも入れます。

omf install eden
# Updating https://github.com/oh-my-fish/packages-main master... Done!
# Installing package eden
# ✔ eden successfully installed.

shellbin自体は何らかの方法で取得済みという状態だとします。ここの例ではfishをデフォルトシェルに変更してみます。

/etc/shellsへ追記

そのbinへのパスを/etc/shellsへ追記します。
ここではそのパスは/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/fishになるのでこれを追記します。

sudo vi /etc/shells
# /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/fish と追記

追記内容の確認

以下で確認できます。

chsh -l
# /bin/sh
# /bin/bash
# /sbin/nologin
# /bin/dash
# /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/fish

シェルの変更

chsh -l [切り替えたいシェルの bin] を実行します。binchsh -lからコピペするといいと思います。
fishへ切り替えます。

chsh -l /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/fish

再ログイン

一度そのユーザーから離れて再ログインするとfishで入れると思います。

デフォルト値の確認

-Dを付けて実行すると、対象のオプション(ホームディレクトリ設定)などを指定しなかった場合、何が設定されるのかを確認できます。

useradd -D
# GROUP=100
# HOME=/home
# INACTIVE=-1
# EXPIRE=
# SHELL=/bin/sh
# SKEL=/etc/skel
# CREATE_MAIL_SPOOL=no

例えば、ホームディレクトリを変えたい場合は-m-dオプションを、デフォルトシェルを変えたい場合は-sオプションを作る時に指定してあげます。

ユーザーを作る

sudo useradd 

# -m で ホームディレクトリ $HOME/ を作り
# -s で デフォルトシェル /usr/bin/fish を指定
# sudo useradd  -m -s /usr/bin/fish

以下のコマンドで表示されれば追加できていると確認できます。

ユーザー確認

cat /etc/passwd | grep 

ここで「ユーザー名間違えてた」って時は、

sudo usermod -l  

で変更できます。もし、ホームディレクトリも作ってしまっているなら、

sudo usermod -l ... -d /home/ -m

上記のように一緒に-d-mを付けることで変更できます。

sudoer にする

/etc/sudoers/<user-name>を作ります。

 ALL=(ALL) ALL

上だとsudoを付けた時に毎回パスワードを入力する必要がある設定です。パスワードを省きたい場合は以下も追記します。

 ALL=(ALL) NOPASSWD:ALL

ちなみにこのファイルは、/etc/sudoersにこう書かれていることでsudoers.d内に作ったファイルが読み込まれるようです。

#includedir /etc/sudoers.d

ユーザーのパスワードを設定する

sudo passwd 
# Changing password for user test.
# New password: ***
# Retype new password: ***

シェルスクリプトなどで標準入力などで渡したい場合は次のように設定します。

echo  | passwd  --stdin

ubuntu ではpasswdの代わりにchpasswdを使います。

echo : | chpasswd

ユーザーを削除する

--remove -rを付けるとそのユーザーのホームディレクトリも削除します。

sudo userdel 
# sudo userdel --remove 

ローカル側

まずはsshするときに使う鍵を作ります。これにはssh-keygenコマンドを使います。

# ~/.ssh/test/id_rsa に置きたいので作っておきます。
mkdir ~/.ssh/test

ssh-keygen -f ~/.ssh/test/id_rsa -N '' -t rsa -b 4096 -m PEM -C ''

ssh-keygenには5つオプションを渡していますが、これはそれぞれ

  • -fは鍵のベース名

  • -Nは鍵のパスワード

  • -tは鍵のタイプ

  • -bは鍵のサイズ

  • -mは鍵の形式(よく分かってません)

  • -Cは公開鍵の後ろに付くuser@host部分

を指定します。2019年2月ぐらいからこの-m PEMというオプションを付けないと-----BEGIN OPENSSH PRIVATE KEY-----と出力されてしまいうまくsshできないようなので付けるように覚えないと駄目みたいです。
ちなみにこのオプションを付けるとそれ以前と同じように-----END RSA PRIVATE KEY-----で出力されます。

これで~/.sshディレクトリにmy-key(秘密鍵)とmy-key.pub(公開鍵)ができたはずです。

そして、その公開鍵をコピーします。

cat ~/.ssh/test/id_rsa.pub | tr -d '\n' | pbcopy 

tr -d '\n'で最後の改行を消す必要があります。(ハマった)

リモート側

使いたいユーザーの~/.ssh/authorized_keysにコピーしたものを貼り付けます。

# .ssh ディレクトリを作る
mkdir ~/.ssh
# パーミッションを 600(自分だけが読み書き実行できる) に
chmod 700 ~/.ssh

# authorized_keys を作る
touch ~/.ssh/authorized_key
# パーミッションを 600(自分だけが読み書きできる) に
chmod 600 ~/.ssh/authorized_key

接続できるか確認

以下のようなコマンドで接続できれば完了です。

ssh -i ~/.ssh/test/id_rsa @
# [@ip- ~]$

接続できない時のチェック項目

リモート

  1. "$HOME/.ssh"のパーミッションが700

  2. "$HOME/authorized_keysのパーミッションが600

  3. authorized_keysは空白行で終わってるか(<id_rsa.pubの中身>\nみたいな形)

ローカル

  1. 秘密鍵のパーミッションが600または400

GitHubへ普段からローカルでsshを使った方法でpushしたりcloneしている場合、リモート先からだと秘密鍵がないのでそういったことができなくなります。

そういうときはssh-addコマンドを使います。以下で登録できます。

ssh-add <リモートで必要な秘密鍵へのパス>

ssh-add -l
# 登録できていればここにそれが出る

上記だと再起動した後リセットされてしまいますが-Kで登録することでこれを回避できます。

ssh-add -K <リモートで必要な秘密鍵へのパス>

接続する

ssh時に-Aオプションを付けてあげるだけです。

ssh -A ...

リモート先でもssh-add -lして出てくれば完璧です。

.ssh/config の設定

.ssh/configの設定でForwardAgent yesと設定することで-Aを指定してるのと同じ意味で接続できます。常に-A`したいようなマシンに接続したい場合はこの設定をすると良いです。

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