publicコマンドを使うと npm に公開できます。
そのまま使うと対話的に1つずつ確認しながら公開手順を踏めますが、オプションを渡してあげれば一度のコマンド実行で公開まで行ってくれます。
オプション
npmではバージョンはMAJOR.MINOR.PATCH@TAGという形で管理します。TAGはオプショナルです。例えば1.2.3ならMAJORバージョンは1、MINORバージョンは2、PATCHバージョンは3という意味です。
patch
patchオプションはPATCHバージョンを1つ上げて公開します。現在のバージョンが1.2.3なら1.2.4に上げてから公開します。
minor
minorオプションはMINOORバージョンを1つ上げて公開します。現在のバージョンが1.2.3なら1.3.0ですね。
major
これもMAJORバージョンを1つ上げて公開するやつです。現在のバージョンが1.2.3なら2.0.0です。
new-version
好きなバージョンを付けたい時に使います。yarn publish --new-version 2.3.4とすれば2.3.4バージョンで公開できます。
tag
VERSION@TAGの形で公開します。これは上記のどれかと一緒に使います。例えば現在のバージョンが1.2.3だとして、2.0.0@canaryとして公開したい場合、yarn publish --major --tag canaryを実行します。
公開後
Yarn のバージョンが1.15.2の現在、少なくともバージョンを上げた後のpackage.jsonのpushなどは一緒にされないようなので忘れずにpushするようにしましょう。