VSCode 拡張の User Status を使うと VSCode から複数のサイトのユーザーステータスを更新できます。2020年2月28日現在だと GitHub と Slack がサポートされてます。

ユーザーステータスとはUser StatusGitHub のプロフィール画像の下User StatusGitHub のプロフィール画像の下Slack メンバー名の右などに表示される絵文字(とテキスト)の事で、「今自分はこんなことしてますよ」と周りに知らせる事ができます。

インストール

Extensions View からnju33.vscode-user-statusと検索すると結果が1件出てきますので、そこからインストールできます。

使い方

うまくインストールが完了するとUser StatusGitHub のプロフィール画像の下Slack メンバー名の右VSCode 下部に Set status という項目が追加されます。(無い場合は一度 window をリロードしてみてください)

User StatusGitHub のプロフィール画像の下Slack メンバー名の右VSCode 下部に Set statusこの項目をクリックすると選択リストが表示され、ここで選んだ項目が各サービスで設定されます。現在のステータスは下部の Set status という項目が変わり、User StatusGitHub のプロフィール画像の下Slack メンバー名の右VSCode 下部に Set statusこの項目をクリックすると選択リストが表示ここも現在有効なステータスになります。
ステータス設定中に再度選択リストを出すとClear statusという項目が追加されるので、ここからステータスをリセットできます。

機能は以上ですが、使う前に幾つかの設定を設定ファイルに追記する必要があります。

設定

ユーザーがカスタマイズ可能な設定は以下の5つです。

  1. userStatus.github

  2. userStatus.slack

  3. userStatus.status

  4. userStatus.language

  5. userStatus.priority

userStatus.github

GitHub のユーザーステータスを更新対象にするか設定します。以下のような感じです。

{
  "userStatus.github": {
    "enable": true,
    "username": "GITHUB_USER_NAME",
    "accessToken": "GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN"
  }
}

userStatus.slack

Slack のユーザーステータスを更新対象にするか設定します。以下のような感じです。

{
  "userStatus.slack": {
    "enable": true,
    "workspaces": [
      {
        "user": "SLACK_MEMBER_ID",
        "accessToken": "SLACK_OAUTH_ACCESS_TOKEN"
      },
      {
        "user": "SLACK_MEMBER_ID(2)",
        "accessToken": "SLACK_OAUTH_ACCESS_TOKEN(2)"
      }
    ]
  }
}

Slack は複数のワークスペースに対応していて、設定した全てのワークスペースのユーザーステータスを更新します。

userStatus.status

好きな項目を設定できます。例えば以下のように設定すると、

{
  "userStatus.status": {
    "🍿": {
      "github": {
        "emojiName": "popcorn"
      },
      "slack": {
        "emojiName": "popcorn"
      },
      "text": "Watching a movie",
      "priority": 900
    }
  }
}

🍿 Watching a movieという項目を増やすことができます。

userStatus.language

拡張には最初からいくつかのステータスリスト(上記で設定するような)が登録されてますが、この言語を設定できます。それらにはen(英語でデフォルト)とja(日本語)が用意されており、例えば英語では🗓 In a meetingが日本語では🗓 会議中となるような違いがあります。

userStatus.priority

新しく VSCode Window を立ち上げたりした時に、GitHub や Slack どこを一番に優先してステータスを復元するか設定します。デフォルトではgithubで GitHub が優先になってます。

例えば、GitHub 上のステータスが🗓 In a meetingとなっている場合、VSCode 下部のステータスも🗓 In a meetingに復元されます。

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