VSCode のワークスペース機能を使うと Explorer に複数のルートフォルダを追加できます。
ワークスペース
パレットコマンド
>Workspaces: Add Folder to Workspaces...
と入力して実行します。実行するとディレクトリ選択画面が開くと思うので、適当なものを選択して追加します。
CLI
-a
か--add
オプションを使います。これにはワークスペースに追加したいディレクトリへの相対か絶対パスを指定します。
code --add src/api
code --add src/sites
ワークスペースの保存
パレットコマンドで>Workspaces: Save Workspace As...
で出てくるコマンドを実行します。そして適当な名前で保存します。これはプロジェクトのルートでいいかなと思います。
.code-workspace
という拡張子で保存されます。
ワークスペースを開く
パレットコマンド
>Workspaces: Open Workspace...
で出てくるコマンドを実行し、.code-workspace
ファイルを選択します。
CLI
code xxx.code-workspace
と.code-workspace
フォルダをcode
コマンドの引数にすると勝手に設定を適用して VSCode を開いてくれます。
ワークスペースの設定
デフォルトではfolders
セクションに{path: ...}
という形で置かれているだけですが、ここにname
セクションを置くとルート名をその名前に変更できます。
またコマンドから生成した.code-workspace
ファイルにはsettings
セクションも空オブジェクトで置かれているかもしれませんが、これはこのワークスペースプロジェクト内で有効な設定を置けます。