ps コマンド
ps
コマンドを使うとプロセスを一覧できます。
docker ps
-a, --all オプション
オプションを何も指定しない場合は現在稼働中のプロセスが一覧されますが、-a, -all
オプションを指定すると稼働が終了したプロセスに関しても表示できます。
docker ps -a
# docker ps --all
-f, --filter オプション
filterオプションを使うことで指定したcol
と等しいものだけに結果を絞れます。例えばdocker run
時に付けたname
で絞りたい場合は、-f 'name=...'
、label
の場合は-f 'label=...'
という具合です。
docker ps -f 'name=...'
# すべてのプロセス対象
docker ps -f 'label=...' -a
# 稼働してないプロセス一覧
docker ps -f status=exited -a
--format オプション
formatオプションを使うことで出力形式をカスタマイズできます。例えば、{{.Names}}
という指定でname
だけを取得でき、table {{.Names}}
のように頭にtalbe
と書くことでテーブルヘッダを付けて出力できます。指定の部分はスペースの数など好きに指定できます。
これで「稼働していないプロセス一覧のid
を取得したい」というような場合は、
docker ps -a -f status=exited --format '{{.ID}}'
docker ps -a -f status=exited --format '{{.ID}}' | xargs docker rm
という感じで取得できます。2行目のようにそれをdocker rm
渡してまとめて削除するといったことができます。