たとえ同じチームの人であっても生データを見られたく情報はnow secretコマンドで登録することで安全にnow.jsonの環境変数envなどに書けます。
now secret
このコマンドができるのは、
add
rename
rm
ls
の4つです。
add
シークレット情報を追加します。例えば、以下はfooという名前でcbTRc45FDを登録しています。
now secret add foo cbTRc45FDrename
シークレット情報の名前を変更します。先程のfooをbarに変えるなら以下のようにします。
now secret rename foo barls
シークレット情報を一覧します。どれくらい前に登録したかも表示されます。
now secret ls
# name created
# xxx 521d ago
# bar 2m ago先程のbarが登録されていることが確認できました。
rm
シークレット情報を削除します。一連の確認が済んだbarはもう不要なので以下で削除します。
途中確認を聞かれるのでyと入力します。
now secret rm bar
# now> The following secret will be removed permanently
# bar 3m ago
# > Are you sure? [y/y 再度lsで無くなっていれば完了です!
now secret ls
# name created
# xxx 521d agonow.json で使う
envやenv.buildなどにはシークレット情報が使えます。頭に@を置いて@<secret-name>のような形値を環境変数の値として置きます。
{
"env": {
"FOO": "@foo"
},
"env": {
"build": {
"BAR": "@bar"
}
}
}now dev を使ったローカル開発
envやenv.buildにシークレット情報を使っているプロジェクトで、now devすると.envや.env.buildが要求されるようになります。
前セクションのような設定であればそれぞれ以下のような.envっと.env.buildを作ります。
FOO=開発用の値BAR=開発用の値