ここで言うアクションは、
通知を出して「OK」をクリックしてもらう
「はい」か「いいえ」で答えてもらう
あることについて入力してもらう
などです。
スプレッドシートでユーザーにアクションを求める前に
上で挙げた系のメソッドはUiクラスで定義されています。スプレッドシートの場合これは、
const ui = SpreadsheetApp.getUi();
で取得することができます。以下ui
は上記で取得した値とします。
スプレッドシートでアラートを出す
Ui#alert
があります。
const response = ui.alert('アラートです');
response
にはユーザーが起こしたアクションの結果が入ります。この場合はButton
のタイプが返ります。
Button のタイプには以下のものがあります。
CLOSE
xボタンで閉じたOK
「OK」を選択CANCEL
「キャンセル」を選択YES
「はい」を選択NO
「いいえ」を選択
ボタンのカスタマイズ
第二引数へButtonSet
のプロパティを渡すことでボタンをカスタマイズできます。
ui.alert('アラートです', ui.ButtonSet.YES_NO_CANCEL);
このボタンのタイプは以下の4つがあります。
OK
はいOK_CANCEL
OK/キャンセルYES_NO
はい/いいえYES_NO_CANCEL
はい/いいえ/キャンセル
タイトルをつける
引数を3つ渡すと、第一引数がタイトルになります。
ui.alert('アラートのタイトルです', 'アラートです', ui.ButtonSet.YES_NO_CANCEL);
スプレッドシートでプロンプトを出す
プロンプトとは何かしら入力できるアラートみたいなものです。
const promptResponse = ui.prompt('名前');
戻り値のpromptResponse
は2つのメソッドを持っています。
getResponseText
これは入力された文字列を取得getSelectedButton
これはボタンのタイプを取得(アラートと同じ)
こちらもアラートと同じで3つまで引数を設定することが可能です。